保守・新自由主義全盛時代の大学選び

2012年の総選挙は、自民党と日本維新の勝利となりました。
投票率の低下と、比例代表での得票率から見ると、到底日本人が自民党や維新を積極的に選んだとはいえませんが、だからといって、社会保障や低所得者保護に力を入れる左派政党が支持されたとは全く言えず、むしろ右寄り指向の世相がはっきりしたと言えるでしょう。
保守政党とはすなわち、大企業サイド、経営者と株主サイド、及び米国・官僚など既得権益保持者サイドに立った政治をする政党ということです。
あなたがもし、そういったコネをほとんど持たず、遺産相続もそれほど望めないとするなら、一介のサラリーマンとして、今後気楽に過ごせるとは思わない方がいいでしょう。
これからは、会社を簡単にクビになる労働法改正がなされる可能性が大だと思います。
新自由主義で日本の先を行く韓国では、民間企業のほとんどは55歳で定年とされていますが、40歳代後半にはもう退職勧告されるそうです。
これを後進に道を譲るということで「名誉退職」と言うそうですが、厳しい現実を隠す呼び名に過ぎないですね。
サラリーもますます下がっていくでしょう。
現実に日本の平均賃金は平成9年の467万円程度をピークに、平成23年では409万円まで下がっています。
おそらくこれからも、下がることはあっても上がることはないでしょう。
工場のアジア諸国への移転や、海外労働力の移入など、国際的な賃下げ圧力になる要因はありますが、少なくとも、累進課税強化などで、ある程度は国家が格差をならす所得分配をする必要があるのですが、国民がそれを真剣に望んでいないのだから仕方ありません。このような世相の中でお勧めなのは、まず、公務員など、まだいきなりの首切りや賃下げが免れている所への就職が強い大学です。
これは国公立大学や私大でも中央大学など、公務員就職に強い所がいいと思います。
それから資格に強い大学、理系全般がいいと思います。
これらは会社に入っても首切りに会いにくい能力をつけてくれるからです。
次に、どうせ最初の就職時にある程度のブランドが欲しいだけなら、あまり大学名にこだわらず、経済学部系がいいでしょう。
そこで、商売のノウハウ、起業のノウハウ、株式売買やネット・トレードの基礎を学ぶのです。
一攫千金というのではなく、あくまで副業としてコツコツネット売買やネットトレードができる能力を、是非大学時代に身に付けましょう。
もはや、自分のことは自分で守らなければならないと自覚すべきです。
民間企業就職だけでは、先の保障はほとんどないと覚悟しましょう。